手紙
投稿日:2015.01.17
宋 文洲さまのメルマガ(第261号)より共有させて頂きます。
噛みしめて欲しいので数回に分けてお送りします。
香港の著名テレビキャスター梁続璋さんが最期に息子さんに送った手紙です。
息子へ
おまえにこの手紙を書いたのには3つの理由がある。
1. 人生は幸福も災難も無常だ。いつ死ぬかは分からないので
早めに言っておきたい。
2. 私はおまえの父だ。私が言わなければ、誰も言ってくれない。
3. この手紙は私の悲惨な失敗体験から得たものばかりで、
おまえの人生に役立つだろう。
今後の人生において、以下のことをよく覚えてほしい。
(1)おまえを悪く扱う人のことを気にしない。私とお前の母親を除けば、
誰もおまえによくしてあげる義務はない。だからおまえによくしてくれる人を
必ず大切にし、その人への恩を忘れてはならない。
(2)世の中には、居なければ困る人は存在しない。所有しなければ困る物は
存在しない。お前が愛しているすべてを失っても人生は何とかなるものだ。
(3)命は短い。今日も浪費しているこの命は、明日にはもう消えるかもしれない。
命を大切にしたいのであれば、命を楽しむ時間を増やすとよい。長生きよりも
早く楽しむことが大切だ。